安心できなきゃ
先月末入園した7か月のMちゃんは、泣いている時間が少なくなって、吊り下げ玩具の下で遊んだり、ベビーベッドで眠ることができるようになりました。今日は、ベビーベッドで1時間眠り、テラスでひなたぼっこをしながら遊んだそうです。
少しずつ慣れてきたMちゃんですが、ミルクをなかなか飲んでくれません。担当の先生たちは、座って横抱きにして飲ませても飲んでくれないので、立って飲ませて見たり、いろいろ試みたそうですが、やっぱりあまり飲んでくれないそうです。
今日の午後は私がMちゃんを預かり、ミルクを飲ませたのですが、泣いて全く受けつけてくれません。それはそうです。よく知りもしない人からミルクを飲ませてもらうなんて赤ちゃんだって・・・赤ちゃんだからこそいやなはずです。
そうは思っているものの、やっぱり少しでも飲んでほしくて、スプーンで飲ませてみましたが、それもダメでした。諦めて、園庭を散歩したり、2階のお部屋に遊びに行くと、子ども達が話しかけてくれるので、機嫌もよくなりました。
そうこうしているうちに、お母さんがお迎えに来られました。ミルクを飲んでいないことをお話しして、お母さんに保育室でミルクを飲ませてもらいました。お母さんが、座って抱っこして飲ませると、ごくごくとあっという間に(哺乳瓶の乳首がへこんでしまうほど)勢いよく飲んでしまいました。
やっぱりお母さんですね。そしてやっぱり人間の赤ちゃんはすごい能力を持っています。見知らぬ人からの食べ物は警戒して飲まないのです。生きていくうえで大事な力だと思います。
おうちと同じようにミルクを飲んだり眠ったりするようになるまでには時間が必要です。それができるようになって初めて保育園が安心できる場所になったと言えるのだと思います。焦らず、ゆっくりいきます。