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自覚

令和2年度最初の日です。残念ながら、コロナウィルス感染が怖くて、入園・進級式を中止したので、いつもと変わらない朝でした。

・・・と思ったら、靴箱の靴を片付ける場所が変わっていました。昨日の夜、子ども達が帰った後に、先生達が新しい場所に変えてくれたのです。大きくなった子ども達に合わせて、一つずつ上の段に変わった靴箱を見て、戸惑いながらも、「(りんご)2組さんになったから」「(りんご)3組さんだもん」と嬉しそうでした。

 昨日が最後の登園で、いろいろな思いでいっぱいになった卒園児のYくんは、車に乗ったとたん、声をあげて泣いたそうです。お母さんも、「その姿を見て、これまでのことをいろいろ思い出して涙が溢れてきました。」とお話ししてくれました。

 そんなYくんは、今日も弟くん達と一緒に登園しました。朝、駐車場で会ったので、一緒に手を繋いで保育園まで歩きました。初めて小学校の留守家庭に行くYくんは、少し心細そうでした。「楽しんでおいでね。」と送り出したものの、大きな集団の中で大丈夫かなと心配でした。

 夕方、弟くん達を迎えに来たYくんは、とてもすっきりした顔をしていました。そんなに心配しなくても大丈夫・・・と思えたのでしょう。「駐車場まで手を繋いで帰ろう」と言うと、振りほどいて、先に走って行ってしまいました。もう保育園の子ではなくなったんだなと、Yくんもそう自覚したんだなと思い、寂しくなりました。

 りんごの花保育園には7人の新しい子ども達が入園しました。今日はお母さん方と一緒だったので、珍しそうに玩具を触って楽しそうでした。(1歳児がほとんどです)。

 その中で、これまで英語教室のG先生が怖くて泣いていた2歳児のKくんが、最初は泣いたものの、すぐに泣き止み、初めて英語教室に参加することができました。1つ大きくなり、新しいお友達が入ってきて、「ぼくはお兄ちゃん」と言う自覚が出てきたのかもしれません。

自覚・・・大事ですね。私達も、もっと大きな自分になるために、新しい気持ちでがんばりたいですね。

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