人の温かさ
- 大瀧智子
- Apr 15, 2020
- 2 min read
保育園の給食は、その日の朝に届いた食材をその日のうちに使って調理をします。いつも新鮮なものを新鮮なうちに戴けるのがとてもありがたいです。給食の先生方が味や切り方、盛り付け方を工夫してくれるので、本当に毎日楽しみです。
今朝の八百屋さんの配達がいつもの人ではなかったので、どうしてなのか給食の先生に訊ねると、人件費が払えないので、1ヶ月担当の人に休んでもらって社長さんが配達をされているそうです。
保育園はまだ開いているので、量は減っても注文があるそうですが、幼稚園や料亭などの注文が全くなくなり大変な状況だそうです。じわじわと生活を脅かされ、先の見通しも立たず、不安です。
これからどんな社会になるのだろうと思っているところに、今日、やっとアルバムが届きました。りんごの花保育園のアルバムは、1年間撮りためていた写真を先生たちが厳選し、フォトアルバムにしています。ページをめくると、1年前の子どもたちのあどけない笑顔がいっぱいで、思わず涙が出そうになりました。やっぱりコロナ疲れでしょうか。些細なことが心に沁みます。
保護者の方が、手作りのマスクをプレゼントして下さったり、保育園が開いてて助かると言って下さったりすると、しぼんでいた心が元気になります。まだまだ辛い状況が続きますが、人の温かさを忘れずにいようと思います。
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