子どもの怪我
りんごぐみ(3・4・5歳児)が12人で近くの神社に散歩に行ったのですが、3歳児のKくんが、おにごっこをしていて、後ろを向いて走り出そうとしてつまずき、振り向きざまに、神社のほこらの石の角に目の横をぶつけて怪我をしてしまいました。
出血したK君を見た子ども達は、お迎えに来られた保護者の方に、「今日、Kくんが神社で怪我して血が出たんだよ。」と一番に報告していました。ショックだったのでしょう。
子どもにけがはつきものと言いますが、病院に行くような怪我をさせてしまったのはとても辛く、申し訳ない気持ちでいっぱいです。怪我が起きた後は、ヒヤリハットや事故報告書を書いて、どうしたら怪我が防げたのかいろいろ考えるのですが、神社には行かない、鬼ごっこをしない、鬼ごっこをする時の場所を決めるなどの対応をしたらよかったのかもしれません。
でも・・・それでは、子どもの楽しい活動にたくさんの制限を設けることになってしまいます。それでも、もう怪我はさせたくありません。どうしたらいいのでしょう。
毎日、けがが起きないようにと願いながら、これまで通り子ども達から目を離さず、行動予測をして、怪我が起きる前に声を掛けなくてはと思います。
病院から戻ると、子ども達がとても心配そうに、「K君大丈夫?」と尋ねてきました。Kくんの痛みを自分のことのように感じているようです。子ども同士のつながりや仲間意識も強くなっています。人を思いやる気持ちの育ちを見守りながら、怪我がないように気をつけたい(祈りたい)と思います。