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最新記事

 7月の職員勉強会でした。はな組とつぼみ組の先生が、『自分が好きで、友達が大好きな子』をテーマに実践記録を発表してくれました。

 どちらも、子ども達を温かく見守っている先生達の思いが伝わってくる実践記録でした。子どもが自分を好きと思えるように、子どもとの信頼関係をしっかり作りたいと結んでくれました。

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こども観・保育観

July 19, 2018

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特集記事

心を満たす

April 18, 2020

  朝の9時頃のお話です。砂場にいた2歳児のKくんに話し掛けようとした2歳児担当のM先生から、「園長先生、みんな『おやつだよ』って誘ってもなかなかお部屋に入ってくれないので、『おんぶしようか』って誘ってるんですけど、これってモノでつっていることと同じですよね?」と訊かれました。

 

 「おんぶはみんな大好きだから、『おんぶするよ』って言ったらお部屋に入ってくれるので、これはダメかなといつも思いながら声を掛けているんです。」と言われました。

 

 「おんぶはモノではなくて、心を満たすことなので、おんぶでお部屋に入ってくれるんならいいと思いますよ。子どもは、先生に声を掛けられてどうしようかなと迷っていて、その時に、おんぶって言われると背中を押されたような気持ちになるんじゃないんですか。」と答えました。

 

 りんごの花保育園では、子どもの主体性を大切にしているので、「〇〇しなさい。」と言うことは全くありません。どうしたら、子どもが〇〇しようと思ってくれるのか考えながら(悩みながら)、声を掛けます。

 

 願う通りに動いてくれることもあれば、いろいろ工夫して声を掛けても動いてくれないこともあります。その時は動いてくれなくても、大人が願いながら掛ける言葉はいつか子どもに届き、自分で考えて動いてくれるようになります。

 

 児童精神科医の佐々木正美先生は、「子どもの甘えを満たすことは、とても大事」だと言われています。モノで満たすのではなく、心を満たすことが大事なのだと思います。

 

 モノで満たすと、さらにモノの要求が強くなります。最初は小さなお菓子から始まり、それを満たすとだんだん要求は大きくなっていきます。心を満たすと、次の要求は、長い目で見ると、少しずつ小さくなっていきます。自分が愛されている、大事にされていると子ども自身がわかるからです。

 

 おんぶでお部屋に行くのはモノではなく、心を満たしているのだと思います。だんだんおんぶではなく、自分で歩いてお部屋に行きたくなります。心を満たしてもらった子は、意欲が出て来るからです。

 

 子育てや保育に正解はないと言いますが、先生達は本当に毎日子どものことを考えて日々悩みながら関わってくれているんだなと改めて思いました。

 

 

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