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虫探し

日常が少しずつ戻ってきています。りんごの花保育園は、育児休業中の方のお子さん以外は、ほとんど登園してきているので、とっても賑やかです。

 今日は、2歳児が室見川に散歩に行きました。最近、園庭の虫探しが盛んで、でも園庭が狭くてほとんど虫を見つけることができないので、虫探しのために室見川河畔を目的地にしたようです。

 散歩から帰ってきた子ども達は汗びっしょり・・・行きはよいよい、帰りは・・・で、疲れて帰って来ました。でも、手にはしっかりタンポポや葉っぱを握っていて、お土産にくれました。

 30匹ほどのダンゴムシを虫かごに入れて持って帰って来たのですが、後で見ると、ダンゴムシの赤ちゃんが一緒にたくさん入っていたそうです。

 ダンゴムシは、触るとコロンと丸くなってかわいいので、子ども達に人気の虫です。決して、「気持ち悪い」とか「お母さん、虫は嫌い」なんて言わないでくださいね。

 虫について、苦い思い出があります。長男とカブトムシを探しに山に行った時のことです。栗の木(多分)に、何匹かのカブトムシがいました。長男はまだ4歳くらいで手が届かなかったので、捕ってあげようと思ったのですが、触るのが怖くて、ハンカチでつまもうとしました。でも、ゴソゴソと動いたカブトムシにびっくりして、「キャー!」と悲鳴をあげてしまいました。

 長男は、大人になっても虫を触ることができません。あの記憶が残っているのかもしれません。大人の行動は、いつも子どもの行動や嗜好を左右します。

 今からの子ども達には、虫を大好きになってほしいと思います。

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