6月1日に入園した3歳児のTちゃんが、朝、「ママがいい」と目に涙をいっぱいためて事務所にやって来ました。「ママがいいよね。」と言いながら、「お部屋で遊ぶ?」と訊くと、こっくり頷きました。

 はな組(2歳児)のお部屋に行くと、りんご組(3・4・5歳児)の子ども達4人が楽しそうにブロックでお城を作っていました。Tちゃんを膝にのせて、しばらく遊んでいる姿を見ていると、隣にいた3歳児のSくんが、「なんで泣いてるの?」と訊くので、「ママがいいって」と言うと、「ガクッ」と言って肩を落として見せました。

 そんなこと言うけど、Sくんも最近まで時々、「ママがいい~」って泣いていたんだけど・・・と言いたい気持ちをこらえ、「みんなママがいいよね。」と言いました。

 体操が終わって、お部屋に戻ろうとするSくんと5歳児のKちゃんに、「Tちゃんと一緒にお部屋に行ってくれない?」と言うと、二人ともすぐにTちゃんの手を繋ぎ、Tちゃんも自然にお部屋に戻っていきました。『慣れ保育』4日目、今日はお昼寝まででしたが、泣かずにお昼寝をしてお母さんと帰ったそうです。

 11時ごろ、大きな泣き声が聞こえてきました。1歳児のHちゃんです。T先生が歌を歌いながら抱っこしていましたが、泣き声は大きくなるばかりです。昨日からお昼寝が始まり、お部屋が少し暗くなったり、食事を終えた子ども達が次から次にコット(お昼寝用のベッド)に行くのを見て、不安を感じたのでしょう。

 しばらく経って泣き声も収まり、1時間くらいお昼寝をしてくれました。『慣れ保育』の第1難関『食事』は楽々クリアしたのですが、第2難関『お昼寝』の壁は高いです。みんなこの壁を乗り越えて、保育園の生活に慣れていきます。

 ごはんが終わって自分でコットに行ってくれるまでまだまだ時間がかかりそうですが、それでもその壁を乗り越える力をみんな持っています。

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