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怖いけど魅力的な絵本

りんごの花保育園に絵本コーナーができました。図書委員の先生たちが、廊下の一角に作ってくれた小さな絵本コーナーです。以前勤めていた保育園には、公立から民間委託された時に譲り受けたたくさんの絵本と紙芝居があり、長い歴史を感じました。

 りんごの花保育園は、開園してまだ3年目ですが、先生たちが買って来てくれた絵本やバザー等の掘り出し物で見つけてきてくれた絵本など、数は少ないのですが、1冊1冊に思い入れがある絵本ばかりです。

 以前もブログに書いたと思いますが、私も二人の子どもが小さいころ、寝る前に毎日3冊絵本を読んでいました。朝早くから夜遅くまで仕事をしていてほとんど一緒にいられなかったので、罪滅ぼしのような気持だったのかもしれません。おかげで、二人とも本が大好きになってくれました。

 お迎えに来られた後に、絵本コーナーに寄って帰る子が増えたので、おうちの方は時間を取られてちょっと困ってあるかもしれませんが、ぜひ親子でその時間も楽しんでほしいと思います。

 先日、絵本が大好きな2歳児のMちゃんの手には、『めっきらもっきらどおんどん』の絵本が握られていました。この不思議なフレーズと、怖くて可愛い妖怪が子ども達には大人気です。怖い妖怪が、主人公の子どもに「遊んでほしい」と泣くところが、なんとも嬉しく心地よいのでしょう。

 そういえば、『かいじゅうたちのいるところ』も、怖い怪獣たちが、主人公の男の子がおうちに帰るというと「おねがい、行かないで」と大泣きします。怖いけど、かわいい妖怪や怪獣・・・子どもの心をくすぐる絵本は、大人も楽しめると思いますよ。

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