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『子どもの主体性を大切にする』

コロナウイルス感染防止対策のため、ずっと中止していた職員勉強会を4ヶ月ぶりに行いました。久しぶりに、みんなが揃い、充実した職員勉強会となりました。

 実践報告の後、りんごの花保育園の保育方針である『子どもの主体性を大切にする』とはどういうことかについて、共通理解を深めるために、全国私立保育園連盟が発行している『保育通信』で、玉川大学教授の大豆生啓友先生(NHKすくすく子育てでもご活躍です)と全国私立保育園連盟理事の方が対談されている『子どもの主体性を大切にする保育』を読んで感じたことをそれぞれ話してもらいました。

 子どもがしたくないと言った時に、子どもの主体性を大切にするなら、どのような対応をすればいいか悩むという発言がありました。

 子どもの主体性を大切にするために、「しなくていいよ」と言えばいいのでしょうか?できれば、子どもが自分からやってみようと思うまで待ってあげたいと思います。

 「しなくていいよ。」ではなく、「したくないんだね。したくない気持ちはわかったよ。」と子どもの気持ちを受け止めたうえで、「次はやれるといいね。」「できるようになると楽しいよ。」「こうやってするとできるよ。」と、大人の願いを伝えていくことが子どもの主体性を大切にし、主体としての子どもを育てることに繋がると思います。

 『子どもの主体性を大切にする』ことについて、一人一人の先生が思っていることや悩みを語ってくれましたが、想像していたよりも、みんなが同じように捉えていることにちょっとびっくりしました。

 抽象的で分かりにくい言葉であり、様々な捉え方があると思っていたのですが、みんなの考え方に大きな違いがないことがわかってホッとしました。

 ここに書けないくらい、心に残る発言があったのですが、『子どもの主体性を大切にする』ことを真摯に話せる職場、保育園は、間違いなくいい保育園だと思いました(手前味噌ですみません)。

 久しぶりに職員勉強会ができて良かったです。先生方、お疲れさまでした。たくさん話してくださって、ありがとうございました。また、『子どもの主体性』について語り合いましょう。

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