同僚性
昨日、一昨日と以前勤めていた保育園の先生達と、久しぶりに長電話をしました。少し離れていますが、同じように子ども達、保護者の方のために一生懸命がんばっている同志がいることに励まされました。
保育士の定着率が悪いことは、ご存じでしょうか。それが保育士不足の原因の一つでもあります。一般企業に比べて、給与や待遇が悪いこと、仕事量が多いこと、責任が重たいことが定着率の低さに繋がっていると思われますが、それ以上に職場での人間関係に悩んで辞める人が多いのも事実です。
せっかく保育士資格を取得して、保育の世界に入って来てくれた人が、保育のおもしろさがわかる前に、人間関係に悩み辞めてしまうのはもったいないと思います。
以前勤めていた保育園の先生達と話していて、誰も辞めていないことを聞いて驚きました。私がその園の園長だった時に、大学や短大を卒業してすぐに就職した人達が、結婚しても出産しても、誰ひとり辞めずに仕事を続けているそうです。
結婚して田主丸から通勤している先生もいるそうです。本当に働きやすい職場なのだと思います。「先生達が、率先して動いてくれるので、楽をさせてもらっています。」とも話してくれました。
りんごの花保育園も同じです。先生達がみんな先を見通して主体的に動いてくれるので、私も楽をさせてもらっています。子ども達はなんてかわいいんだろうと思いながら、毎日楽しく過ごしています。
私達の話題の中心は、子ども達の成長に気づいて、嬉しかった話です。本当に?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そうなんです。それが私達のエネルギーの源で、そのおかげで良い人間関係が作れているのだと思います。
先生達が楽しく過ごしている園は、子ども達も楽しく過ごせます。働き方や仕事量にまだまだ課題はありますが、働きやすい職場環境を作っていくのが私の役割だと思っています。