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 7月の職員勉強会でした。はな組とつぼみ組の先生が、『自分が好きで、友達が大好きな子』をテーマに実践記録を発表してくれました。

 どちらも、子ども達を温かく見守っている先生達の思いが伝わってくる実践記録でした。子どもが自分を好きと思えるように、子どもとの信頼関係をしっかり作りたいと結んでくれました。

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こども観・保育観

July 19, 2018

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特集記事

もう、ガブしないよ

July 23, 2020

 昨日の帰りのことです。2歳児のAくんが、事務所に入ってきました。以前はよく帰りの挨拶に来てくれて、♪さよなら、あんころもち、またきなこ♪をしていたのですが、最近は、あまり来てくれなくなりました。子どもたちの興味は変わるので、寂しく思いながらも、まぁいいか…と思っていました。

 

 久しぶりに、走ってやって来たAくんは、「Aくん、もうガブしないよ」と一言。驚いて、嬉しくなって、思わずAくんを抱きしめて、「すごいね。ちゃんと覚えていてくれたんだね。嬉しい!」と言いました。

 

 2歳児のAくんは、時々お友達を噛みついてしまいます。場所の取り合いだったり、玩具の取り合いだったり、椅子に乗った赤ちゃんに「降りて(危ないと思ったからだと思います)と言ったのに、降りてくれなかったのでガブリということもありました。

 

 まだスムーズに言葉が出ずに、つい・・・となるのですが、噛みつかれるととっても痛いので、頭を悩ませていました。噛みついてしまった理由を聞き、相手の子どもの気持ちや痛みを伝え、なんとかやめさせたいと思いながらも、噛みつかずにいられないAくんの気持ちにも寄り添ってきました。

 

 先週の金曜日、担任の先生が噛みつかれたBちゃんと、噛みついたA君を連れて私のところに来ました。「園長先生、すみません。噛みついてしまって・・・」とBちゃんの手を見ると、歯形がくっきり・・・。

 

 Bちゃんの顔には涙の痕があり、Aくんは、事務所に入って来た時からウキウキしているように見えました(多分、担任の先生と事務所に来たのが嬉しかったからだと思います)。

 

 担任の先生に、「Aくんと話してもいい?」と尋ねて、事務所でAくんと二人で話しました。Bちゃんが噛みつかれてとっても痛かったこと、Aくんが噛んだら、AくんとBちゃんのお父さん、お母さん、担任の先生たち、そして私も悲しいことを伝えました。噛むんだったら、もうみんなと一緒に遊ぶこともできなくなるよとも言いました。それまで平気そうだったAくんが急に大声で泣き出し、ちょっとびっくりしました。

 

 泣いているAくんを見てかわいそうになりましたが、でも、今だったら話していることが伝わりそうな気がしました。

 

 次の日、担任の先生が、「園長先生が話したことがAくんに伝わったような気がします。今日一日穏やかで、噛みつきそうになっても自分で抑えているようなんです。今まで、他の子がAくんを少し避けていたような感じだったんですが、一緒に遊んでいて、Aくんも楽しそうなんです。」と話してくれました。

 

 集団生活の中で1歳半から3歳にかけて頻繁に起こる噛みつきには何度も悩まされてきましたが、どの子も必ず卒業していきます。私が話した後何日か経ってAくんが言ってくれた、「もうAくん、ガブしないよ。」という言葉は、これからも続くであろう噛みつきで悩むとき、勇気を与えてくれると思います。

 

 

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