5歳児の成長

 昨日ブログに書いたように、毎朝の体操の曲は、時計を見て片づけを率先して行った子ども達が決めているのですが、今日はひと悶着あったようです。


 りんご3組(5歳児)の子ども達4人が事務室に入って来たのですが、Mくんがなかなか入って来ません。すると、Rくんが、ドアの外で泣いているMくんを一生懸命説得し始めました。


 なんとか朝の放送が終わったのですが、そんな一コマの中にも子ども達の成長を感じることができました。Rくんは、自分の意見を言うだけでなく、友達の気持ちを考えて、意見をまとめることができるようになりました。


 泣いているMくんは、「涙が止まらない」と言いながらも、自分で気持ちを立て直して、すぐに保育室に戻っていきました。他の子ども達も、急かしたりすることもなく、じっと二人のやりとりを見守っていました。りんご3組の子ども達の成長は、りんご組全員にたくさんの影響を与えてくれます。


 5歳児は、心の成長が著しい時期です。周りの人やモノをよく見ていて、変化に気づいたり、推測したり、想像する力が育ってきます。ひとりひとりの心持ちも複雑になっていくので、大人の思いを押し付けるのではなく、子どもの意見や思いを聞くことが大切です。


 1989年に批准された子どもの権利条約では、子どもが自分の意見を言う権利が保障されています。小さいころから、自分の意見を言える場があって、それを尊重してもらった経験があれば、子どもは、きっと自分への自信と、社会に対する信頼を持つことができるでしょう。


 先日の衆議院選挙でも、若者の投票率は相変わらず低かったそうです。無関心というよりも、自分が投票しても世の中が変わらないと思っているからではないかと政治評論家の方が話していました。それを聞いたM先生が、「りんごの花保育園の子ども達は、大きくなったら、きっと選挙に行くと思いますよ。」と言っていました。


 自分の意見や思いを聞いてもらえる、自分のやりたいことが実現できる喜びをたくさん経験したりんごの花保育園の子ども達だったら、社会を変える力があるかもしれません。そう考えると、20年後の社会が楽しみになって来ます。


 

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