できる!

 2歳児のお母さんから聞いたお話です。生活発表会の時、2歳児のYちゃんは、とっても大きな声で♪どんないろがすき♪の歌を歌ってくれました。他の子ども達は、幕が開いたとたん、お客さんがたくさんいることに驚いて、いつものような大きな声は出ませんでした。その中で最後まで大きな声で歌っていたのはYちゃんです。


 先日、Yちゃんのお母さんに、「Yちゃん、最後まで大きな声で歌ってくれてびっくりしました。」と話すと、「そうなんです。私もびっくりしました。でも、運動会の時、練習では完璧に踊っていたのに、恥ずかしくて踊れなかったことが悔しくて、『悔しい』と泣いていたんですよ。『そんなに悔しいなら、生活発表会でがんばればいいじゃない』と言ったら、『うん、わかった』と言って、本当にできたんです。」「すごい・・・」と私。「自分の出番が終わると、舞台から降りて来て、『ほら、できたでしょ?』と、自信満々に言ったんですよ。」とお母さん。


 2歳児の子どもが、運動会で力を出せなかったことが悔しくて泣いて、次は頑張ると言って本当に頑張ったのです。子どもの力は本当にすごいです。自分の力を信じることができたこれからのYちゃんの成長が楽しみです。


 自分を振り返ると、年長児の時のお遊戯会の記憶が鮮明に残っています。やりたかった役になれなくて悲しかったこと、本番の舞台の上で友達と一緒に手を口に当てて笑ったのを見て、母に「あんなところで笑ったらおかしい。」と叱られたことが今でも忘れられません。


 褒められるよりも、注意されたことの方が残るのかもしれませんね。できる、できないは大した問題ではないと思います。子ども達が一生懸命がんばって、自分の力を信じることができること、そしてそれを家族の人から褒められたり、認められることで次の意欲が育つことが大事だと思います、

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