サブスク

 保護者の方の負担を軽減するために、保育園にもサブスクが導入され始めています。手ぶらで登園してもらい、家に帰って翌日の準備をする時間を子どもと触れ合う時間にしてもらう・・・とてもいいと思います。


 未満児は、オムツや寝具など持ち物も多いうえに、子どもを抱っこして登園しなくてはいけないので、手ぶらで登園できたらどんなにいいだろうと思います。りんごの花保育園でも、今まで朝のおやつ・給食・3時のおやつに使うために、3枚持って来てもらっていたおしぼりをやめて、ウエットティッシュを使う試みをしています。


 先生たちに訊いてみると、やっぱりウエットティッシュでは拭きづらいということでした。おしぼりを1枚持ってきてもらって、それを洗って使い回すのもいいのではないかと思ったのですが、先生たちの業務が増えてしまいます。


 オムツのサブスクを取り入れている園の話を聞くと、誰のオムツか気にしなくていいので、先生たちの手間も省けるようです。シーツも、業者の方が取りに来てくれて、洗濯して翌週持って来てくれるので、週末に渡し忘れたりすることもなく、便利なようです。


 りんごの花保育園では、保護者の方の負担を減らしたいという思いもあって、お昼寝用布団セットではなく、簡易ベッド(コット)を使っています。コットは、シーツと毛布(タオルケット)を持って来てもらえばいいので、荷物は軽くなります。


 サブスクを使えば、とても便利なのですが、費用はかなりかかります。おしぼり、オムツ、寝具をサブスクにすれば、保護者の方から毎月ある程度まとまった金額を徴収しなくてはいけなくなります。保育園は福祉施設なので、できるだけ保護者の方に負担をかけたくないと思っています。サブスクを導入する時、そこが大きな壁になります。


 昨日、転園したAちゃんとBくんが遊びに来てくれました。Aちゃんのお母さんにオムツのお話をお聞きすると、転園された保育園では、オムツを1袋持っていって、なくなったら持っていくことになっているそうです。「入園して1か月半が経つのに、最初持って行ったきりなんですよ。りんごの花保育園では、頻繁に補充していたんですけどね。」と話されていました。


 オムツの消費が少ないのは助かるでしょうが、それだけ替えてもらっていないということかもしれないです。もちろん、想像ですが・・・。そのお話を聞いて、お子さんの持ち物を準備したり、持ち帰ることで、保育園での生活が垣間見えていたことがわかりました。便利なのがすべていいわけではないのですね。


 でも、保護者の方の負担を軽くして、子育てを楽しんでほしいといつも考えています。お金をかけずに、保育園の生活もわかるような工夫をしたいと思います。





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