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サブスク

 今朝のニュースで保育園のサブスクについて報道されていました。オムツや布団、着替えまでもサブスクできて、手ぶらで保育園に登園できるなんて、保護者の方にとっては嬉しいことですね。私も保護者の方の負担をできるだけ少なくしたいとずっと考えていて、おしぼりやエプロンを保育園で準備したり、お昼寝の時はお布団ではなく、コット(簡易ベッド)を使って、タオルケットやシーツだけを持って来てもらっています。少しでも荷物を軽くしたいと思いながら、これ以上はなかなか進みません。


 サブスクを取り入れている知り合いの保育園の話を聞くと、保護者の方にオムツやシーツの洗濯などのサブスクの費用を負担してもらっているそうです。かなりの負担額になりますが、事前に説明をして納得して入園してもらっているということでした。


 ニュースで取り上げられた保育園は、保護者の方の負担がなくサブスクを導入しているということでしたが、その費用は職員の雇用形態を変えてということだったので、サブスクと引き換えに職員の雇用費を削減しなくてはならないとしたら、導入するのは難しいと思いました。サブスクより職員の質の方が大事なので・・・。


 子育てをより安心できるものにするためには、もっと他にやるべきことがあるような気がします。母親が(父親も)朝早くから夕方遅くまで仕事をしなくては生活ができないような今の状況を変えることはできないのでしょうか?子どもたちが保育園で楽しく過ごせるようにするのは保育園の役割ですが、保育時間が長すぎます。お母さんが保育園に子どもたちを迎えに来てから、夜寝るまで3時間程度しか一緒にいられません。食事を作って食べさせて、お風呂に入れて、寝かせるだけで精一杯だと思います。


 16時にはおうちで一緒に過ごせるようになると、親子の時間は大きく変わると思います。子どもの話にも耳を傾けられるでしょう。ゆっくり食事を楽しむこともできるでしょう。サブスクより、お母さん(お父さん)を早く子どもたちのところに帰してほしいと思います。日本経済が働く母親のおかげで成り立っている社会をもう終わらせてほしいと思います。


 

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