チャージ

 先週金曜日、育児休暇でお休みしていて、4月から復帰予定の先生からメールがありました。0歳児のお子さんを他の保育園に預けて、慣れ保育の真っ最中なのですが、ミルクを飲まず、離乳食も食べないので、予定通り復帰することが難しいという内容でした。

 りんごの花保育園の新入園児の子ども達の慣れ保育も8日になりますが、順調に慣れていく子、なかなか慣れない子と様々です。1歳に近い0歳児や1歳児は、お母さんとの愛着関係がしっかりできているので、当然慣れるのに時間がかかります。大好きなお母さん、安心できるお母さん、自分の欲求を満たしてくれるお母さんがいないのはどんなに不安でしょう。


 2歳を過ぎると、言葉での理解ができるので、どうにかお母さんがお迎えに来てくれることがわかったり、おやつで注意を惹きつけたりすることもできますが、それでも思い出したようにお母さんを求めて泣いています。人見知りをしない0歳児の方が、比較的慣れやすいように思いますが、子どもは環境の変化に敏感なので、そう簡単にはいきません。


 先週金曜日、1歳の誕生日を迎えたKちゃんが、初めておやつを食べてくれたと担任の先生がとっても嬉しそうに報告してくれました。なかなか慣れてくれないので、いろいろ試していたようですが、園庭だったら泣き止むことがわかったようです。


 事務室から見ていると、担当のM先生があやす声に笑顔も出ていたので、良かったと思っていたのですが、園舎に入った途端大泣きです。水分を摂ってほしいとモグモグを準備しても飲んでくれません。


 一口でも離乳食が食べられるように、廊下に離乳食が載ったテーブルを出して座ろうとしても、泣いてしまいます。とうとうその日も、何も飲まずにお母さんのお迎えを待ちました。人間の赤ちゃんは賢いですね。安心できる人や状況でなければ、食べたり、眠ったりすることができないのです。


 翌日金曜日は、テラスでおやつを少し、お部屋で離乳食を少し食べてくれたそうです。やっぱり賢いです。ここが安心できる場所で、この人(担任)からだったら食べさせてもらっても大丈夫と思ったのですね。


 新入園児の子ども達は、土曜、日曜とお休みで、元気やお母さんの愛情をチャージして、明日登園してきます。保育園のことを覚えていてくれるでしょうか。覚えていてくれますように。