ハードル
- 智子 大瀧
- Mar 28
- 2 min read
児童発達支援事業所も、今年度はあと一日になりました。継続して利用されるお子さんがほとんどですが、5歳児はみんな事業所を卒所(?)です。1週間に一回利用するお子さんが多いので、何度も顔を合わせたわけではないのですが、やっぱり別れは寂しいです。支援が必要なお子さんは、より困難な状況になりやすいので、小学校で理解してくれる大人がたくさんいてくれることを願います。
支援が必要なお子さんは、些細な刺激に大きな反応をしてしまうことが多いので、わがままだ、勝手だ、辛抱が足りないなどと思われることも多いでしょう。見通す力が弱いので、いつまでこの状況が続くのかわからず、不安になることも多いと思います。
誤解されたり、非難されたり、困っていても声をあげられないのではないかと、とても心配です。小学校の先生も、たくさんの子ども達が入学してくるので、一人ひとりに目を配るのは大変だと思います。先日、小学校の先生が、忙し過ぎて4月、5月は記憶がないと言われた言葉を聞いて、さらに不安になりました。
児童発達支援事業所が行う保育所等訪問支援は、保育園・幼稚園だけではなく、小学校、中学校も対象です。不安な時、自分のことを知っている先生が来てくれると安心すると思います。お子さんの特性や支援のポイントを小学校等の先生に伝えることができれば、先生にとってもメリットが大きいと思います。小学校のハードルを乗り越えられるように、児童発達支援事業所としてできることを考えていきたいと思います。
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