人権尊重
昨日のブログに書いたのは、フィンランドの教育・保育への憧れでした。子どもが幸福感を感じなければ、幸福度ランキングが上がることはないので、やっぱり教育・保育改革は必要だと思います。
第二次世界大戦後、フィンランドはたくさんの命を犠牲にした経験から、人権尊重の気運が高まったそうです。反対に日本は、教育の場でも軍国主義を継続させ、その結果、教師が権力を振りかざすような教育現場が出来上がりました。これについて異を唱える人もいらっしゃると思いますが、戦後教育を受けて来た私としては、納得します。
暴言による押し付け、時には暴力による叱責、子どもの人権などなく、子どもは大人の言うことを聞くのが当たり前とみんなが思っていました。当時子どもの私もそういうものと思っていました。
辛く悲しい戦争を味わったフィンランドと日本ですが、その後の歩みが大きく違ったことで社会のありように差が生まれたことは当然の結果です。
遅ればせながら、日本にもやっと人権尊重の意識が高まって来ました。教育も保育も変わらなければ・・・。性差、年齢、障がいがあるなし等に関わらず、全ての人が等しく尊いことを当然のこととして受け入れることができれば、社会はきっと変わります。私達には、子どもの幸福と明るい未来を創ることが求められています。
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