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健康診断

保育園は、年2回子ども達に健康診断を受診させるよう義務付けられています。今日は今年度2回目の健康診断でした。


 姪浜駅近くの小児科の先生に嘱託医になって頂いているのですが、事前にお電話した時に、「小中学校の内科検診は、コロナウイルス感染防止の観点から口腔内を診ないことになっていますが、保育園はどうですか?」と訊ねられました。


 福岡市こども未来局に訊ねると、「小学校は文部科学省から通達が来ているが、保育園にはそのような通達がないので、今まで通り行って下さい。」という回答でした。きっと、幼稚園の子ども達は、口腔内を診ないことになっているのでしょう。またもや縦割り行政で、同年齢なのに対応が違うことに違和感を感じました。


 今年度2回目なので、泣く子はいないかなと思っていたのですが、0歳児、1歳児の子ども達は椅子に座った途端泣きだす子がいました。病院の先生が、聴診器を持っていらっしゃる上に、フェースシールドをされていたので、いつもと違う雰囲気に不安になったのでしょう。


 3歳以上児は、恥ずかしそうにニヤニヤしながら友達が受診する様子を見ていました。もちろん誰も泣きませんでした。コロナウイルスの影響で2回目を受けられるか心配でしたが、無事受診できて良かったです。


 嘱託医の先生がお話されていましたが、今年は、RSウイルス、ロタ、ノロウイルス、インフルエンザ、手足口病などの感染症に罹って受診する子がほとんどいないそうです。例年、今の時期にはインフルエンザの流行が始まっていますが、全国的に見てもほとんど流行していないようです。


 なぜなのか?まだ要因は確定されていませんが、手洗い・アルコール消毒・マスクという感染症拡大を防ぐ基本的な対応が功を奏しているのかもしれません。そう言えば、毎年何度か風邪を引く私も、今年はまだかかっていません。


 ウイルスは飛沫感染が多いこと、感染者を介してウイルスが広がることを考えると、マスクや手洗い、アルコール消毒が日常化しているのは感染対策に役立っているのでしょう。



 病気に罹る人が少ないのはいいことですが、病院経営にとっては大きな痛手だと思います。先の見通しが立たない今、病院さえも将来を危ぶまれています。長引くコロナウイルスの影響は、経済の在り方を変えようとしていて、もちろん、保育園も例外ではありません。

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