健康診断
後期の健康診断でした。何度も来ていただいている病院の先生なのですが、白衣を着られているわけでもないのに、子ども達はお医者さんが怖いようです。0歳児・1歳児・2歳児の子どもたちの中には泣いてしまう子もいました。大きくなれば大丈夫と思っていたのですが、5歳児のYくんが「ちょっと怖い」と言った言葉を聞いて、みんな怖いと思っていることに気づきました。言葉は大事です。
怖い、不安、ドキドキするなど、言葉にできないと、不機嫌に見えたり、怒っているように見えることもあります。私たちの前にいる子どもたちはまだまだ小さいので、全てを言葉にできているわけではないのですね。改めて言葉にできない子ども達の心を理解しなくてはと思いました。
4歳児以上の子ども達は緊張しながらも、先生の質問に答えたり、同じ言葉を真似したり、じゃんけんをしたりしていました。発達についても見てくださったようです。『発達障がい』という概念が、広く社会で認知されるようになり、早い時期からの支援が必要なことも理解されるようになりました。小児科の先生方にもまた新しい役割が求められているのだと思います。
保育園では、洋服を着用して健康診断を受けているのですが、5歳児になると恥ずかしいと思う子もいます。病院の先生が、小学校の集団の健康診断がだんだん難しくなっているので、それぞれのご家庭で連れて行ってもらう方がいいのではと話されていました。
小学校での集団検診がなくなると、健康診断に行かない家庭のお子さんが出てくるでしょう。それぞれの家庭の事情や認識に差がある今の状況では難しいと思います。来年度から保育園で4歳児の聴覚検査をするようになりました。なぜ保育園で?と思うのですが、就学時健康診断前に異常がある子を見つけるのが目的のようです。早期発見は大事なので、がんばって保育園で聴覚検査をしなくてはと思います。・・・・が、様々な役割を求められ、保育園も青色吐息の状態です。人手がほしい・・・。
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