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必要な力

 児童精神科医の本田秀夫先生の研修動画を繰り返し見ているのですが、障がいを抱えている子ども達や人への温かい思いに溢れていて、いつも敬意を感じます。こんな人になれたらいいのにと思います。


 本田先生は、障がいがある人の自立には二つの力が必要だと言われます。ひとつは自分のことを自分でしようとする力と、もう一つはできないことは人に相談したり、助けてもらおうとする力です。


 これは障がいがある人だけではありません。誰でも、自分のことは自分でしたいと思いますよね。でも、なんでもできるわけではないので、できない時は「助けて」と言えたり、助けてくれる人がいることはとても大事なことです。


 一昨日の職員勉強会で、5歳児担任のM先生は、子ども達が就学前に不安定なのがとても心配で、小学校の先生をされている保護者の方々にいろいろアドバイスをもらっているそうです。


 アドバイスの中で、就学までに身につけておくといいことは、「困った時に困ったと言えること」「友達に自分の意見や気持ちを言えること」と教えてもらったそうです。本田先生が言われることと通じるものがあります。


 新しく大きな世界で子ども達はきっと戸惑ったり、困ったりすることがたくさんあると思います。でも、保育園で育てて来た自分を信じる気持ちと人を信じる気持ちがあればきっと乗り越えられます。大丈夫、大丈夫。


 小学校でも、自分らしく、友達と一緒に楽しく過ごしてくれることを心から願っています。



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