教育改革
毎週「御上先生」というドラマを楽しみに見ています。教育改革が大変なことや本当は今の教育制度が破綻しつつあることを国や文部科学省もわかっていることをこのドラマを見て感じます。長く続いて来た制度や仕組みを変えるのは想像以上に大変なのでしょうね。そこに既得権があったり、古い価値観を変えられない人が大勢いるのでしょうから。
でも、子ども達は、もうこんな教育制度についていけないと悲鳴を上げています。不登校の数は増え続けて34万人。中学生では15人に1人が不登校だそうです。この数には、朝登校して担任と挨拶をして帰る子や保健室登校をしている子は含まれていないので、実態はさらに深刻だそうです。
みんなが同じカリキュラムに沿って授業を受けるので、成績が悪くても、理解できていなくても、次のステップに変わり、わかっていないからと言って理解できるまで教えるようなシステムにはなっていないですね。小中学校では、どんなに成績が悪くても4月になれば進級できます。
わからないのに、カリキュラムに沿って次々に課題が与えられると学ぶ意欲を失くしてしまいますね。不登校のお子さんだけでなく、様々な学校で起きている学級崩壊のような現象は、授業がおもしろくない、わからないことが原因のひとつなのかもしれません。
たいていのことはAIに訊けば教えてくれます。人間はこれから何をどう学べばいいのでしょう。デコボコなく、全ての教科を理解できる人はそんなに多くはありません。興味があることを伸ばし、わからないことはわかるまで丁寧に教える教育が必要ではないでしょうか?
いろいろ考えます。教室は必要でしょうか?相性が悪いこともある担任の先生は必ず必要でしょうか?もっと自由に一人一人が自己選択しながら学ぶことができれば、子ども達の学ぶ意欲は高まると思うのですが・・・。
何が子ども達を不登校にさせているのか?どうすれば誰もが生き生きと学べるようになるのか、もっと自由な発想で教育改革が進めばいいのにと思います。
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