最後の日

令和3年度最後の日。とうとうこの日が来たという気持ちで出勤しました。この仕事をして35年以上になるので、慣れてもよさそうですが、少しも慣れません。置いて行かれる寂しさで気持ちが沈みます。


 そんな朝でしたが、玄関を入ってすぐに手紙をもらいました。卒園児のAくんと

Mくんです。お手紙には、「りんごのはなほいくえん、おたんじょうびおめでとう」と書いてありました。手紙を読んで、明日がりんごの花保育園の誕生日だったことを思い出しました。5歳になります。


 保護者の方、先生方、たくさんの方のご協力のお陰で、明日りんごの花保育園は、5歳の誕生日を迎えます。ありがとうございます。N先

生からも、「5年目、おめでとうございます」とメッセージ付きの観葉植物を頂きました。5年目をこうして迎えられ、皆さんに祝ってもらえることに感謝です。


 卒園式前後、子ども達からたくさんの手紙をもらいました。みんなとても上手に字が書けるようになっています。あんなに小さかったのに、子ども達はあっという間に大きくなります。一人、また一人と卒園や転園する子どもたちと保護者の方が、最後のお別れに来てくれました。明日から会えなくなるんだなと思うと、やっぱり置いてきぼりにされる寂しさを何度も味わい苦しくなってきました。


 でも、子ども達の気持ちは明日に向いています。2週間後には、大きなランドセルを背負って小学校に入学します。楽しいことをたくさん見つけてほしいと思います。気の合う友達に出会えればいいと思います。困ったときにちゃんと困ったと言えればいいと思います。


 いろいろ心配していると、2年前卒園した子どもたちが遊びに来てくれました。すごいパワーと笑顔で遊ぶ子どもたちを見ていたら、心配も吹き飛びました。子ども達はそれぞれいいところをたくさん持っているので大丈夫です。人を信じる気持ちと自分を信じる気持ちを持っているので強いです。だいじょうぶ、だいじょうぶ。


 4月12日の入学式の後に、ランドセルを背負ってりんごの花保育園に来てくれるそうです。少しお兄さん、お姉さんになった子ども達に会えることを楽しみにしています。


 夜、明日の新学期の準備の途中、今日で退職するK先生のお別れ会をしました。

コロナ禍で送別会はできないので、ノンアルコールのシャンパンでK先生のこれからの幸せを祈り、一人ずつケーキを箱に入れて持ち帰りました。何もできないので、せめての気持ちです。


 3年間、子ども達の気持ちに寄り添い、子ども達の成長を心から喜んでくれたK先生、ありがとうございました。幸せになってくださいね。


 

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