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療育の質

 先日、西部療育センターの方が児童発達支援事業所の見学に来られたのですが、事業所の先生たちからフィードバックをしてほしいと要望があったので、お願いして来てもらいました。事業所の先生たちも、とても熱心です。


 実際に専門の方に見てもらってアドバイスをもらえるのは恵まれていると思います。毎日悩みながら行っている療育ですが、西部療育センターの先生方からは、療育の目的が明確で、先生達の連携がしっかり取れていると褒めていただきました。幾つかアドバイスもいただいたので、さらに良い支援ができるよう活かしたいと思います。


 福岡市には児童発達支援事業所が少ないので、利用者の方には狭き門で申し訳ないのですが、その分、福岡市が強力にバックアップしてくれるので、療育の質は高くなります。毎月1回の定例会での情報交換、研修、今回のような訪問支援などがある上に、今後は職種別の研修もしてもらえるようです。児童発達支援管理責任者、言語聴覚士、保育士、児童指導員、訪問支援員、理学療法士など、それぞれの事業所にいる同じ職種の人が集まれば、悩みを共有しながら、全体のレベルが上がると思います。


 毎週水曜日、木曜日は保育園の給食を出しています。スタッフの数も多いので、一人一人に食事の支援ができるのもりんごの花の強みです。偏食のあるお子さんが多いと思っていましたが、だんだん食べれる量や種類が増えています。いただきますからごちそうさま、歯磨きまでの流れもできてきているのは、集団療育ならではと思います。


 「給食がおいしそうですね」「ここに来る子ども達は『また明日もりんごの花に行きたい』って言いながら帰っているんだろうなって話していました」とも言ってもらえました。だんだん療育の形が決まってきて、先生たちの動きやねらいの共有もできて、子ども達が安心して療育を受けています。まだまだ課題はありますが、りんごの花に来ている子ども達は一人一人かわいくて、毎日やりがいを感じています。これからも一歩一歩前に進んで行きたいと思います。

 
 
 

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