秋の実り
爽やかな秋風が吹く中、天候不良で延期していた『焼き芋パーティ&新米ごはん』を行いました。りんご組(3・4・5歳児)は、お話をよく聞いて理解できるようになったので、安心してカセットコンロで土鍋と圧力鍋を使ってご飯を炊くことができました。炊ける間、ずっと座って鍋を見つめている子ども達が何人かいてかわいかったです。
途中、M先生が慌てたようにやって来たのでどうしたのかな?と思ったら、5歳児のKくんが「鍋から煙が出てる!」と報告に来たそうです。「水の量を間違えたのかと慌てた」というM先生の言葉に笑ってしまいました。
5歳児がお米を洗い、その間、3・4歳児はさつまいもを新聞紙とアルミホイルで包むという流れがスムーズでした。子ども達同士、役割分担をすることができるのはこの時期ならではですね。誰も泣いたり、怒ったりすることもなく、楽しい時間でした。
圧力鍋、土鍋からお米を炊く匂い、園庭からは落ち葉を焼く匂いが五感を刺激して、幸せな気持ちになりました。一口ずつの炊き立て新米ご飯は格別においしかったようです。お代わりをしたいという気持ちが伝わって来ましたが、焼き芋のために我慢してもらいました。
今年も主任のA先生がとても上手にさつまいもを焼いてくれました。年々腕を上げているような気がします。甘い焼き芋をおかわりしながら食べている子ども達は本当に嬉しそうでした。園庭で食べるとさらにおいしさが増しますね。きっと卒園してもずっとこの光景は覚えていてくれそうな気がします。
卒園しても、新米を送ってくださったKくんのご家族の皆さんの気持ちがとても嬉しかったです。今年も実りの秋を満喫させていただきました。丹精込めて育てられたお米から、Kくんのおじいちゃんの愛情が伝わって来ました。愛情のおすそ分けに心から感謝いたします。
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