稲の成長

 雨が続いているおかげ(?)でしょうか、バケツ稲の生育が順調で、近くの田んぼの稲よりも丈が伸び、稲の花がたくさん咲いています。毎日こんなに近くで稲を見るのは初めてなので、この歳になっても新しい発見があって感動します。


 キンキラグループは、大切なバケツ稲を鳥から守るために『案山子』を作る予定にしているそうですが、どんな案山子になるのか楽しみです。


 

バケツ稲だけではなく、6月にはJAさんのご協力で実際に田植えをすることができました。先日キンキラグループはその成長を見に行ったのですが、その時に発見や疑問が出てきたそうです。


 田んぼによって稲の高さに違いがある・・・子ども達から、田んぼに水があるかないかで成長が違うのではないかという意見が出たそうです。「そうかぁ。」と納得しかけたところで、他の田んぼの中には水があっても背が低い稲があることに気づき、またまた疑問が生まれ、いろいろな意見が出たそうです。


 比べる・考える・推論する・意見を出し合う・・・子ども達は、米作りからたくさんのことを学んでいます。答えや結果を伝えるのではなく、子ども達が考えることを促し、その考えを認めたり、他の子ども達と共有できるようにするのが先生たちの役割です。


 先日、キンキラグループの5歳児のMくんに、「園長先生、バケツ稲のお米はどれくらいとれると思う?」と聞かれたので、「そうだね。どのくらいだろう?」と答えると、「きっとこのくらいだよ。」と小さな手を二つくっつけて見せてくれました。「だって、テレビで言ってたもん。」


 松坂桃李さんのコマーシャルのことを言っていることに気づきました。「そうだね。少ししかできないかもね。」と言うと、「ちょっとだよね。でも、園長先生にも分けてあげる。」と言われて、心が温かくなりました。毎日たくさんのことを学んでいるだけではなく、心も育っているのですね。

特集記事