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職員配置

来年度から4・5歳児の職員配置が園児30人に対して1人から25人に1人になることが正式決定しました。よかった・・・と思うとともに、25人に1人ではとても難しいとも思います。現在、保育士が足りないので、必ず25人に1人配置しなければならないのではなく、25人に1人保育士を配置すれば、加算される形になるようです。本来なら、25人に1人と児童福祉法最低基準自体を変えるべきでしょうが、どの園も保育士を配置できる状況ではないので、当面加算で対応するようです。


 来年度から25人に1人になれば、人件費が加算されるので、よかった・・・と思っていたのですが、チーム保育加算を受けている園は対象外だそうです。チーム保育加算とは、職員の平均勤続年数が12年以上であれば、1人分人件費が上乗せされる制度です。りんごの花保育園は、3年前から12年を超えているのでチーム保育加算を受けています。チーム保育加算を受けている園は、25人に1人の加算は受けられないという通達を読んで、昨日は一日がっかりしました。平均勤続年数が長ければそれだけ人件費が高いのでチーム保育加算を受けていると思っていました。25人に1人の加算とは別の話ではないかと思うのですが・・・。


 りんご組(3・4・5歳児)は、3歳児13人、4歳児11人、5歳児11人、計35人に常勤の保育士5人と短時間勤務保育士1名を配置しています。35人÷5.5=6.4人・・・ということで、6人に1人の職員配置になります。休みの職員の代替や、特別な配慮が必要なお子さんがいるのでこのような職員配置になっています。これだけの保育士がいるので、子ども達はいつも困ったときはすぐ近くにいる先生に声を掛けることができ、とても安心して過ごしていると思います。先生たちがそれぞれの特技を生かしながら、子ども達のために環境を準備しているので、いつも充実感を味わいながら活動することができているのでしょう。


 保育士は多ければ多いほどいい・・・安心・安全のためにはそう思いますが、これから小学校に入学する子ども達にとっては、その差が大きいので心配な面もあります。今は、困ったり、泣いているとすぐに先生が気づいて、ゆっくり話を聞いてもらうことができますが、小学校ではそうはいかないと思います。困ったときは、自分から「助けて」「手伝って」と言わなければ気づいてもらえないかもしれません。就学まで3か月。保育園と小学校の違いや差を意識しながら、子ども達が戸惑うことなく新しい環境になれることができるよう、園でできることを取り入れていきたいと思います。

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