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記念写真

卒園・修了記念撮影をしました。いよいよ・・・という感じがして複雑な心境です。時の流れは本当に早い、早いです。昨日、お休みのお子さんは一人だったのですが、今日は5人もお休みでした。発熱だったり、体調不良だったり、全員集合は難しいです。先週土曜日の発表会で全員出席だったのは本当にラッキーでした。


 近隣の保育園や小学校でコロナやインフルエンザが流行して学級閉鎖になっているそうです。T先生のお子さんの学校では108名もインフルエンザに感染して、木曜日まで学級閉鎖になったそうです。また感染症が大流行するのでしょうか?心配です。


 りんごの花保育園には、外国人のお子さんがいるのですが、写真撮影がいやで登園を渋っているという電話が入り、担任の先生が迎えに行きました。担任の先生が「りんご3組(年長)さんが卒園した後にみんなのことを思い出してくれるように写真を撮るんだよ」と話すと納得して登園してくれたそうです。


 日本人にとっては当たり前の習慣も、外国人のお子さんにとってはよくわからなくてその気になれないのでしょうね。担任の先生は、「前もって丁寧に話しておけばよかった」と言っていました。誰でも想像がつかないことが起こるのはいやですね。白い靴下を履いてほしいとかポロシャツを着てほしいとか、いつもと違うことを要求されて不安になったのでしょう。日頃楽しく過ごしているように見えても、わからないままにみんなと同じように振舞っていることが多いのかもしれません。「わからない」とか「もっと詳しく教えて」と言えないのだと思います。


 「修了記念撮影」「卒園記念撮影」がすっかり身に沁みついているので、丁寧に伝えることを疎かにしてしまいました。外国にはみんなが同じ服装できちんと並んで写真撮影をする習慣があまりないのでしょうね。何も疑問に思わずにこれまで生きてきましたが、「これって必要なの?」とちょっと思ってしまいました。


 私の友達の中に写真を撮るのが好きな人がいて、学生時代から出かけるときは必ずカメラを持って来てたくさん写真を撮ってくれました。その友達に「なんでそんなに写真を撮るの?」と訊くと「老後の楽しみ」といつも言っていました。その老後に近くなっても、相変わらず会うと写真を撮ってくれます。「今までの写真はどうしてるの?」と訊くと「なかなか整理しようと思ってもできなくてね~」とちょっときまり悪そうな表情に笑ってしまいます。


 写真はその頃の楽しかったことを思い出させてくれますね。いろいろ思うことはありますが、今日の記念写真を大きくなった子どもたちが懐かしく見てくれるといいなと思います。


 

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