赤ちゃん
- 智子 大瀧
- Nov 25, 2024
- 2 min read
4か月になる赤ちゃんを育てている娘が「Sくん(赤ちゃん)を連れていると、次々におばあちゃんが来て『かわいいね』と言ってくれるんだよ。赤ちゃんはすごいね」と話していました。
私もたまにSくんを抱っこしていると「こんな小さな赤ちゃん、久しぶりに見た。かわいいね~」と通りがかりの様々な年代の人たちが目を細めて声をかけてくれます。昔は生後100日までは外に連れ出してはいけないと言われていたので、人目を気にしながら抱っこしていましたが、そんな冷たい目で見られることもなくなりました。
赤ちゃんはそこにいるだけで、周りの人を幸せな気持ちにしてくれます。少子化でますます赤ちゃんが貴重な存在になっているような気がします。私は仕事でも毎日保育園で赤ちゃんたちとふれあうことができるので幸せです。
そんな中、少し悲しい話も聞きました。知らない人に赤ちゃんを触られたくないと思っている人もいるそうです。コロナ禍が長く続いたことや、怖い事件が関係しているのかもしれません。知らない人に声をかけられたり、触られたくないと思っている人がいると思うと、声をかけられなくなってしまいますね。
20年ほど前、子育て支援が始まった頃、大学教授の先生に「かわいいね~」と声をかけるだけで子育て支援になると言われたので、私も子どもや赤ちゃんを見ると笑いかけたり、話しかけたりしていたのですが、それを良く思わない人もいるという話はショックでした。
そんな防御的で、他の人と関わりたくない人が増えるのは悲しく、赤ちゃんたちが大きくなった時にどんな社会になっているのか心配になります。人は人の中で育ちます。普通に見える人が犯罪に手を染める世の中なので、知らない人に大事な子どもを触られたくないと思う気持ちがわからないでもないのですが、もっと人の善意を信じてほしいと思います。赤ちゃんはお母さんをしっかり見ています。
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