酷すぎる

心が潰れそうなほど、酷い児童虐待事件がありました。3歳児が母親の交際相手に熱湯を浴びせ続けられ、亡くなるというニュースを聞いた全ての人が行き場のない憤りを感じたことだと思います。誰も助けることができなかった命・・・こんなにたくさんの人間がいるのに、たった一人の小さなかけがえのない命を助けることができなかったのです。


 ニュースを聞いた時は、ショックでしばらく呆然となりました。豊かな日本社会のように見えますが、こんな悲惨な環境にいる子どもは他にもたくさんいるのかもしれません。


 先月公表された令和2年度の児童虐待の発生件数は20万5029件。昨年より1万1,249人増えているそうです。毎年増加の一途をたどる児童虐待を止める術はないのでしょうか?


 コロナウイルス感染症のために、閉鎖された家庭内で過ごすことが虐待の要因にもなっているという話も聞きます。経済的な苦しさも、弱者への虐待を引き起こすのかもしれません。もう、虐待は身近にあるものとして、対応を考えなくてはと思います。


 子どもは未来の社会そのものです。児童虐待を止めなければ、今回のように命が失われたり、虐待で心や身体が傷つき、社会に背を向けてしまうようになるかもしれません。


 先日、児童相談所に一時保護をされた女子高校生が、一時保護をされている間は学校に通えない規則になっているからと、休学をさせられ、出席日数が足りなくなって留年したと話している報道番組を見ました。学校が好きだったのに、友達が好きだったのに・・・と話す言葉を聞いて、なんのために規則があるのだろうと思いました。子どもの幸せを守れないのなら、そんな規則は不必要です。


 今回も、児童相談所など行政の対応への批判が高まっています。もう何度同じことを繰り返せばいいのでしょうか?幼い子どもの命を守ることさえできないのでしょうか?リスクがある家庭の子どもは、保育園や幼稚園に必ず通わせなければいけないという規則(制度)を作ってもいいのではないでしょうか?あまりにも惨い事件を前に冷静ではいられなくなっています。

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