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顔なじみ

 5歳児が公共のバスに乗って、デイサービスさんに行きました。担任のM先生曰く、「(訪問の)回数を重ねると、だんだんしっくり馴染んできて、子ども達も落ち着いて、今日は私のイメージ通りに、おじいちゃん、おばあちゃんとの交流を楽しめました。」


 これまで何度か引率したことがあるのですが、違う場所に行って違う人に会うと、緊張したり、気分が高揚して落ち着かない様子の子ども達が何人かいました。急成長をしている5歳児ですが、環境の変化に敏感な子どもたちが多いので、もう少し年長児らしい姿を見せてほしいと思ったこともありました。時間が必要だったのですね。


 顔なじみになるのはとても大事です。おじいちゃん、おばあちゃんも、子どもたちの顔をだんだん覚えてくださって、親しみの表情でお話してくださるようになったそうです。やはり、顔なじみになるのは思っている以上に大事なことですね。


 昨日、児童発達支援事業所を開所するにあたって、これからたくさんお世話になる療育センターさんにご挨拶に行きました。とても丁寧にお話をしていただいて、ホッとしました。施設間の連携では顔の見える関係になることが大事と言われていますが、本当にその通りだと思いました。これからは、何かあれば、お顔を思い浮かべながら相談することができます。とても心強いです。


 午後からは4歳児が近くのグループホームさんを訪問しました。おじいちゃん、おばあちゃんの絵を描いてプレゼントし、それを大事そうに持ったおじいちゃん、おばあちゃんの嬉しそうな写真を主任のA先生が見せてくれました。開園してからずっとグループホームさんを訪問しているので、顔の見える関係はしっかりできています。地域の方々と顔なじみになることが、地域で育つ子ども達の支えになると思います。

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