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りんご

 今日の園庭は、いつもに増して笑顔がいっぱいでした。はな組(1・2歳児)は、集めた落ち葉を園庭に撒いて、落ち葉を踏む感触やカサカサと鳴る音を楽しんでいました。秋ですね~。


 園庭のりんごが真っ赤に実ったので、りんご組(3・4・5歳児)は、自分たちでりんごを収穫して食べました。たくさんのりんごの中から自分で選ぶのも楽しんでいました。よく見ると、どのりんごも色や形、大きさがそれぞれ違っていて一つとして同じものはありません。そんなところにも自然の深さを感じます。姫りんごはあまり食用に向いていないので、子ども達は食べられるかな?まぁ、食べられなくても、食べる雰囲気を味わってくれればいいなと思っていました。


 でも、みんな本当においしそうに、ほとんど種も出さずに丸かじりをしてきれいに食べてくれました。おいしそうに食べるその姿を見て、ちょっと胸が熱くなりました。りんご(の花)には、私の強い思い入れがあります。開園した時に、りんごの花保育園と名前を付けたくらい深い思い入れがあります。狭い園庭で窮屈そうに、ずっと子ども達が遊ぶ姿を見守ってくれたりんごの木なので、子どもたちが嬉しそうにりんごをもいで口にほおばる姿を喜んでくれていると思います。


 私も食べてみましたが、そんなにおいしくはありませんでした。でも、子ども達は「あまい」「おいしい」と、もう1個食べる子もいました。


 4歳児のRくんが「りんごの種、持って帰っていい?おうちにもりんごの木を植えたいから」と言って大事そうに種を握りしめていました。今年の猛暑の中、強風の中でもめげずに実ったりんごはなんと80個以上もありました。途中で落ちたり、子ども達が取ってしまった分を合わせると100個以上実ったと思います。最初の年は、7個くらいで、小さく切って分け合って食べたことを思い出します。これからもりんごの木が優しく、強く子ども達を見守ってくれるでしょう。


 
 
 

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