リスク
先週、5歳児の女の子が、手指用アルコール消毒を舐めて、意識不明になり救急搬送されたという報道がありました。子どもは思いがけないことをしますね。
大人は、アルコール消毒液は危険だとわかっていますが、わかっていない子どももいるので、わかるように話をした上で、大人がしっかり管理をしなくてはと改めて思いました。
りんごの花保育園でも、おやつや給食の前に、アルコール消毒をすると、舐めたりする子がいます。その都度舐めないように伝えていますが、一度舐めてしまうと癖になることもあるようです。自分で消毒をしたがる子もいますが、子ども達がすると、誤って他の子の目に消毒液が入ったりということもあるので、絶対にNGです。
コロナ対策で、どこにいっても子どもたちの目や手が届くところにアルコール消毒液があるので、私たちもリスクを軽視していたのかもしれません。再度、子ども達が手が届くところにアルコール消毒スプレーを置かないようにしなくてはと思っています(玄関前のアルコール消毒液は、入室前に消毒しなくていけないので、大人の方の管理をよろしくお願いします)。

少し前、一人で保育園を出て、溺死してしまった5歳児の男の子の大変痛ましい事故があったので、園内のリスクを見直して、子ども達と約束を再確認し、保護者の方にも、子ども達の安全のために守っていただきたいことをお願いしました。
りんごの花保育園には、リスクマネジメント委員会があるので、担当の先生が子どもたちと保護者の方に向けて、それぞれの約束をポスターにして掲示してくれています。
小さな命は、想像もしないことで危険に晒されてしまうことがあります。少しでも、危険なことに気づいたときに、気づいた人がすぐに行動することが大事だと思います。リスクに敏感になり、保護者の方や、先生たちと協力して、子ども達の安全を守っていきたいと思います。
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