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不登校

 先日の報道で、福岡市の不登校の子どもの数が4,400人になり、2018年から2.4倍に増えたことを知りました。この間、コロナ感染拡大があり、環境の変化が著しかったのが大きな要因かもしれませんが、それでもこの増え方は尋常ではありません。


 信州大学医学部小児精神科医の本田秀夫先生の研修動画では、コロナの時に分散登校や休校になって、学校に行けるようになったお子さんもいたというお話を聞きました。大人数の環境が苦手なお子さんにとっては、過ごしやすい環境になったのかもしれません。


 フリースクールをされている方からこんなお話も聞きました。先生から大きな声で怒られている友達を見ると、自分が怒られているわけではないのに、とても怖く感じてしまうお子さんがいるそうです。そんなお子さんは繊細なので、おうちの人を心配させてはいけないとがんばって登校するそうですが、そんなことが続くと、ある日突然学校に行けなくなってしまうそうです。

 

 本田先生のお話によると、学校の行き渋りは、保護者の方にとっては問題の始まりに思えますが、子どもにとっては学校に行くことを辞める決断をしたという最終段階なので、どうにか学校に登校させて、担任の先生が「学校に来たら楽しそうでしたよ」と言ったとしても、翌日にはまた行けなくなってしまうことが多いそうです。


 他の研修では、「不登校の原因のアンケートでは、教師との関係がよくないからという回答が少ないが、これは疑問だ」と話されていました。担任の先生が苦手だから学校にいけないとは言いにくいということです。


 学校の先生方も忙しいので、一人一人のお子さんの気持ちに寄り添うことは難しいと思います。それでも、もっとできることがあるのではないかといろいろ考えさせられます。


 保育園でも、お子さんが行きたくないと言っているという話を聞くことが時々あります。友達関係がうまくいってなかったり、苦手な活動が原因ではないかと気づくこともありますが、わからないことも多いです。子ども達はうまく言葉にできないこともあるので、保護者の方と話し合って、その気持ちを理解したいと思っています。


 いよいよ来週から本格的に授業が始まります。小学校に行くことだけが正解ではないと思いますが、それでも誰もが学校に行くことを楽しみに通ってくれることを願っています。





 

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