夏野菜
- 智子 大瀧
- Jul 18, 2024
- 2 min read
7月生まれのお誕生会でした。司会の5歳児がハキハキと進行してくれる姿を見て、頼もしく感じました。5歳後半は、自分を客観視できるようになり、今どういうふうに振舞えばよいのか自分で考えられるようになります。女の子は、さらに自分を客観視する力がつくのが早いので、友達に注意を促したり、「仕方ない」と冷静に状況を見るようにもなって来ます。そんな力がついてきたことを感じる誕生会の司会でした。
7月の誕生会担当の先生たちが夏野菜のクイズを出してくれました。「きゅうりと大根、どちらが夏野菜でしょう?」など、夏野菜を当てるクイズでしたが、ほとんどの子ども達が正解でした。スーパーに行くと1年中いろんな野菜が並んでいるので、季節の野菜が何でわかるんだろう?と思いましたが、トマトもきゅうりも園庭や屋外園庭で育てて、ずっと見たり、食べたりしているからでしょうね。
K先生が、「園庭で育てたトマトをはな組(2歳児)の子ども達とみんなで食べたら、いつもは食べられない子が食べたんだよ」と話してくれました。みんなで育てて、みんなで食べると、大人が思う以上に苦手なものを克服する効果があるのですね。「きゅうりは、80%が水分だから、1本このまま食べたら、気持ちいいよ~!」とK先生がおいしそうに食べる真似をすると、子ども達も「なるほど」という顔をしていました。おうちで、きゅうりを「そのまま食べたい」という子がいたら、保育園効果です。ぜひ食べさせてあげてくださいね。
5歳児のAちゃんが、「(きゅうりには)砂糖が入っていないよ」と何度も言っていましたが、甘いジュースを飲むと余計に喉が渇きますね。喉が渇いたら、きゅうり・・・とはいかないと思いますので、ぜひお茶やお水を飲む習慣をつけて下さい。
保育園に入園したての頃、保護者の方から、「うちの子は麦茶を飲みません」とよく言われますが、しばらく経つと、みんなおいしそうに麦茶を飲んでくれるようになります。習慣って大事ですね。今日のクイズで、ゴーヤが一番苦い部分は外側のトゲのようなところということを学んだので、ゴーヤを調理するときには気をつけようと思います。でも、歳を取ると、苦いとか渋いとかが好きになってきます。味覚は変わります。偏食が気になっても、いずれ機を得て克服できるようになるので、楽しい食事を心がけてくださいね。
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