夢授業
昨日、初めてキャリア教育研究会主催の『夢授業』に参加させて頂きました。『夢授業』は、小中高生が、将来の夢が描けるように、様々な職業人の方と話をしようというのが目的で始まった北九州発のプロジェクトだそうです。
市役所職員、教員、ヘルパー、整体師、プロレスラー、野球選手、手品師など、多種多様な職業の方々が来られていました。副業支援コーディネーターなど、初めて聞く職業もありました。
今回は中学1年生が対象でしたが、もしかすると、この中学生たちが社会に出る頃には、新しい職業が増え、今ある職業がなくなっているかもしれません。超スピード社会の10年後を想像するのは難しいですね。
できる限り、仕事着での参加をということで、マスクをつけたプロレスラー、白衣、和装の人などがいらっしゃって、ちょっと不思議な光景でした。
中学生は、300人くらいでしょうか、6人程度のグループで、40人以上の職業人に20分ずつ4サイクルで話を聞くというスケジュールでした。
中学生を相手に何を話せばいいのか悩みながら、保育士の仕事と、夢を持つことの大切さについて話しました。とても熱心に聞いてくれる子、興味がなさそうな子、どこでもそうですが、温度差がありました。
保育園の子ども達がどんなに可愛いかということと、保育士の仕事のやりがいについて話しましたが、実を言えば、決して楽しいばかりの仕事ではありません。保育士の仕事に興味を持ってほしいと思いながらも、大変な仕事であることも話しました。どこまで伝わったでしょうか。
振り返れば、私も中学生の時に夢を持っていたわけではありません。幼稚園の先生になろうと思ったのも、毎日練習していたテニスコートのそばの附属幼稚園の先生達が可愛くて憧れたからです(軽薄ですみません)。
本当に夢を持ったのは、20年前。自分の保育園を作りたいと思った時です。夢は何歳になっても持っことができ、夢を持つ・・・そのことが大事だと思います。私も大きな夢を叶えましたが、次の夢の実現を目指して頑張りたいと思っています。
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