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少子化

 福岡市では、毎年1,900人子どもの数が減少しているそうです。人口は160万人を超え、日本で一番人口が増加しているという福岡市でさえ子どもは確実に減っています。


 2026年度から「こども誰でも通園制度」が制度化され、全国で本格的に実施されるようです。国は月10時間を利用時間にしていますが、福岡市は40時間が上限となるようです。「おむつと安心定期便」に、「第2子の保育料無償化」など、福岡市は子育て支援対策にアクセルを踏んでいます。


 国の4倍もの利用時間を認める子育て支援対策が福岡市の少子化に歯止めをかけられるか、全国からも熱い視線が向けられそうです。でも、受け入れ側の保育園では、保育士不足が深刻で、とても「こども誰でも通園制度」まで手が回らないという声も聞かれます。


 先日の研修会では、「愛着関係を育む乳幼児期に、子どもを保護者から離すような政策が子どもにとっていいのだろうか?」という意見も出ていましたが、そんなことを言ったら保育園に預けられている子どもたちはどうなの?という話になってしまいます。保育園では、朝早くから夜遅くまで保育園で過ごしている子どもたちがたくさんいますが、その分密度の濃い愛情や手間をかけられて、子どもたちは順調に育っています。


 在宅で子育てをしている家庭の環境は大きく変わっています。母子だけで24時間過ごしていると、孤立感を感じ、育児不安も増大し、子どもも必要な経験ができないかもしれません。1か月に10時間でも、家族以外の人や同年齢の子ども達と関わり合える時間があれば、親子にとって良い影響があると思います。


 でも、保育士不足は深刻です。1か月に10時間(40時間)しか園に来ないお子さんは、なかなか慣れないので、人手が必要です。本格実施した時に、どんな問題が出てくるのか心配です。


 日本が初めて直面する少子化がどれだけ社会に影響を与えるのか、想像ができません。国がこれだけ少子化対策に必死になっているのですから、きっと大変な未来が待ち受けているのでしょう。子どもは社会の宝、こども真ん中社会の実現が危機を救うことを信じて、目の前にいる子ども達を一人一人大切にしたいと思います。

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