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生き物

 昨日のクラス会議で、驚きの発言がありました。「あのおたまじゃくしは、ウシガエルかもしれません。」衝撃の発言にみんな笑ってしまいました。ウシガエルだなんて!どうしましょう?昔は、ウシのような鳴き声を聞くことが頻繁にあったのですが、もう何十年も聞いていないような気がします。


 小学生の頃、雨が降ると、道路に数え切れないくらいのアマガエルが車に轢かれていました。雨の日のあの光景と臭いは記憶から消えることはありません。でも、こんなに生活からカエルがいなくなる日が来るなんて、想像できませんでした。


 昨日のキラキラデーで、生き物グループは、飼っている虫たちを触った後、気づいたことを一人一人発表したそうです。生き物を飼って、毎日観察しているので、細かいことに気づいている子ども達に感心したそうです。


 子ども達から、園庭で捕まえた虫の名前を訊かれることが多いのですが、よく見る虫しか答えることができません。答えた後、「それは背中の色が黒いから違うと思う」と言われたりすることもあります。子ども達のことがよく知っていて、反対に教えられています。


 幼児期は、名前を知るよりも、五感を使って感じることの方がずっと大事と言われますが、子ども達は名前を知りたがります。名前を知ると、友達と名前を共有できるので、さらに興味が広がるからでしょう。名前を知ることも大事なのですね。


 園内で、牛ガエルの鳴き声が聞こえる日が来るかもしれません。少し怖くて、楽しみです。


 



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