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ご縁

 児童発達支援事業所の選定結果が出ないので、毎日ヤキモキしています。7月初旬っていつでしょう?4月も選定の要綱がなかなかでなくて、同じことを書いたような気がしますが・・・。


 以前ブログに書いたのですが、ショッピングセンターでお子さんをずっと叱り、いっぱいいっぱいになっているように見えたお母さんに、りんごの花保育園の保護者の方が、「りんごの花保育園なら・・・(力になってくれる)」と保育園のことを紹介してくれました。そのお子さんYくんを5月から一時保育でお預かりしています。


 運命の出会いはここにもあるのですが、ちょうど児童発達支援管理責任者のO先生がりんごの花保育園に入職されたので、Yくんの対応をお願いしました。児童発達支援事業所を立ち上げようと思わなければ、O先生との出会いも、Yくんを預かることもできなかったと思います。不思議なご縁を感じます。


 Yくんは、好奇心旺盛なとてもかわいいお子さんで、生き物が大好きです。りんごの花保育園にはメダカ、カブトムシ、カタツムリ・・・などの小動物がいっぱいいるので、いつも飼育容器に顔をくっつけて見ています。園の流れも分かって来て、給食もみんなと一緒にたくさん食べてくれます。毎朝、保育園のバックを持って登園するのを楽しみにしていることをお母さんが話してくださいました。


 来週から一日通えるところが見つかったので、そちらに行くことになり、今日が最後の登園日でした。お母さんが「ここに来て、聞き分けがよくなったような気がします。『帰ろう』ではなくて、『メダカさんにご飯あげてから帰ろうね。』と言うとスムーズに帰れるようになったり、『早く寝なさい』ではなく、『明日保育園があるから、もう寝ようね』と言うと寝てくれるようになりました。」とO先生に話されている言葉を聞いて、お母さんはすごいなと思いました。


 『ダメ』だけではなく、何をすればいいのかポジティブな言葉かけをすると、子どもはその気になって次の行動を起こすことができます。それに気づいて実行されているお母さんの子育て力はとても高いと思いました。こんな素敵なお母さんとかわいいYくんに出会えてよかったです。この世界はたくさんのご縁で繋がっています。




 

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