予言
- 智子 大瀧
- 6 days ago
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今日7月5日に、日本に大災害が起こるという話が広がって、訪日外国人が10%以上減ったそうです。そんな話を真剣に信じて怖がる人がたくさんいます。人間の心理として、漠然とした不安には敏感な上に、他人の不安感は伝播しやすいので、こんな現象が起きるのは仕方ないとしても、こんな根拠もないことで大勢の人を不安にさせないでほしいと思います。
少し前にニュースで聞いた時は深く考えなかったのですが、小学校3年生の孫が「7月5日に大地震が起こるって。怖い!」といった言葉を聞いて、こんな子どもにまで影響を与えるようなデマは止めてほしいと腹立たしく思いました。
世界中を巻き込んだ今回のような騒動はきっとまた起こるのでしょう。集団心理を悪用するようなことに巻き込まれたくないですね。誰もがSNSを利用する社会になって、良いことも悪いことも増えました。世界中の誰とでも繋がれたり、自分のことを発信したり(私も利用させてもらっています)、様々な情報を知ることができたり、たくさんのいいことがあります。
悪用する人たちにとっても、SNSはとても便利で好都合でもあります。最近の犯罪の大部分にSNSがからんでいます。まだ身を守る術を知らない子どもたちがターゲットになるのは本当に怖いです。スマートフォンを使わない選択は難しい状況になっていますが、大人がしっかり管理しなくてはいけませんね。
今回のようなデマに踊らされると、嫌な気持ちになりますが、災害はいつ起こるかわからないので、避難経路を確認したり、家族で話し合ったり、非常持ち出し袋や非常食の確認ができたという声も上がっています。本当に災害はいつやって来るかわかりません。わからないからこそ怖いですね。だから、予言は信じなくて大丈夫だと改めて実感しています。
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