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地震

 昨日の地震速報は怖かったですね。突然、すべての人の地震アラートが鳴り響いたので、一瞬どう行動していいかわからなくなってしまいました。保育室に行くと、りんご組(3・4・5歳児)は、みんな机の下に隠れていました。日頃の避難訓練が活かされました。しばらくは、南海トラフ地震に警戒したほうがいいそうです。


 以前、NHKの南海トラフ地震(ドラマ)を見た時に、脅威を感じました。巨大津波が押し寄せてきたらどうなるのでしょう?想定以上の災害になるかもしれません。今、この瞬間も地震が起こるかもしれないのに、日常を送るしかありません。人間の無力さを思い知らされます。


 それでも、子どもたちの命を守るために最善を尽くさなくてはいけません。非常用持ち出し袋と、職員間の役割分担を確認しました。避難場所は、近くの西体育館なので、何かあれば、子どもたちと避難をして保護者の方のお迎えを待ちたいと思います。


 今年1月、能登半島地震が起きた同時期に、日航機が海上保安庁の航空機と滑走路で衝突する事故が起こりました。あの時、379人の乗客・乗務員に死亡者が出なかったのは奇跡的と世界の人が称賛しました。乗員がマニュアル通りに乗客を誘導できたことが全員脱出に繋がったようです。


 あの後に受けた研修会で、日本人は小さいころから避難訓練を繰り返し行ってきた積み重ねがあったからこそ突然の出来事にパニックにならずに行動できたと講師の方が話されていました。JALは、乗員1人に年間50万円の研修費をかけているそうです。


 私たちが毎月行っている避難訓練には意義があるのですね。自然の前には無力だと嘆く前に、しっかりマニュアルを見直し、行動をコントロールしたいと思います。


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