安全
10日ぶりの保育園。こんなに長期間仕事を休んだことがないので、少々不安な出勤でした。久しぶりに会う子どもたちは「園長先生、今まで何してたの?」みたいな、親しみがあるちょっと含み笑いのような顔で迎えてくれました。いつも抱きついてきてくれるりんご2組のAちゃんも「久しぶり~!」と元気いっぱいの笑顔で抱きついてくれました。幸せです。
集合監査まであと7日。仕事、間に合うかな?と昨夜はよく眠れませんでした。とりあえず、ざっと書類を揃えて、ドキドキ・・・。間に合わないかもしれません。今年は2年に1度の集合(立ち入り)監査で、何を指摘されるんだろうとヒヤヒヤです。でも、毎日真面目に一生懸命仕事をしているし、先生たちも子どもたちに優しく熱心に関わってくれるので、何も怖くないはずです。
昨年、5歳児が園バスに取り残されて熱中症で亡くなってしまったり、食べ物を喉に詰まらせたり、園庭のロープが首に巻きついて亡くなるなど事故が続いたので、保育園等の安全面へ厳しい目が向けられています。小さい子どもたちは思いもかけないことでけがをしたり、命にかかわることがあるので、安全が問われるのは当然ですが、今まで通りの人員配置で仕事が増えていくのが負担になっています。
水遊びをする時も、必ず1名は他のことは一切せずに、子どもの見守りに徹しなければいけません。保育士不足の中で、この見守り係を確保することができずにプール遊びを辞めてしまった園もあります。子どもは静かに溺れるので、目を離さずしっかり見ていないと、溺れた子に気づかないこともあると思います。水は怖いですね(水も)。
コロナ禍で過ごしたことが影響して、子どもたちの経験が乏しかったり、運動能力も落ちています。このくらい大丈夫だろうと思ったことが大丈夫でないことに気づかされることも多々あります。子どもたちのチャレンジ精神を大事にしながらも、安全に気をつけて夏の終わりを楽しみたいと思います。
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