就学
もうすぐ就学の時期を迎えます。小学校に行って困らないかな?大丈夫かな?と心配が大きくなります。老婆心ですね・・・。就学後、様々な理由で小学校に適応できなかったり、問題に直面して親子でとても困っているという話を聞くことが多くなりました。
児童発達支援事業所を立ち上げたのは、小学校に適応できないかもしれない子ども達に早い段階で気づいて支援したいというのが目的の一つでした。早い段階から支援を受けると、ご家庭と療育事業所、園が同じ方向を向いてお子さんに関わることができます。専門的なアセスメントを受けることで、課題が把握でき、得意なことを伸ばし、苦手なことを乗り越えるための具体的な方法がわかります。
小学校に行くと、勉強や生活、友達関係と、しなくてはいけないことや考えなくてはいけないことが急増します。見通しが持てなくて戸惑ったり、対処できないことも出てくるでしょう。広くて複雑な校舎での生活は、想像以上に不安を掻き立てられるかもしれません。
就学まであと少しですが、頼りになる人、頼りになる場を今のうちから見つけられるといいですね。公の相談電話もあって、24時間相談できると卒園児の保護者の方から教えてもらいました。しっかり話を聞いてくれるそうです。
就学はどの子も不安を感じます。大人だって、新しい場所は不安ですよね。経験が少ない子ども達はなおさらです。不安が楽しさに変わるまで時間が必要ですが、少しでも見通しが持てるよう、今月末に5歳児と近くの小学校を訪問する予定です。小学校に良いイメージを持ってくれるといいなと思います。
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