強み

 一昨日、2歳児のお子さんを連れて、茨城県から転居されたお父さん、お母さんが見学に来てくださいました。お子さんは、玄関にいる金魚をとても気に入ってくれました。五味太郎さんの『金魚がにげた』という絵本がお気に入りのようで、金魚を指さしながら、何度も「きんぎょがにげた、きんぎょがにげた」とつぶやいていました。かわいかったです。


 玄関にいる金魚は、開園した時の夏から住み着いていて、もう4年以上生きています。最初は出目金と2匹で飼っていたのですが、出目金はすぐに病気になって亡くなってしまいました。ひとりぼっちじゃかわいそうなので、子ども達に気づかれないように、別の出目金を買って入れたのですが、それもすぐに亡くなってしまいました。


 それからずっと1匹ですが、長生きで、元気で、エサも良く食べます。殺風景な鉢に入っていますが、すぐに水が濁ってしまうので、先生たちが頻繁に洗って水を替えてくれます。


 新入園児の子が、鉢の中に手を入れて掻き回したり、砂や葉っぱを入れても元気に泳いでいます。強く、逞しいです。朝晩、子ども達を迎え入れ、泣いている子を慰めてくれます。


 見学に来られたお父さん、お母さんが、福岡に来て、保育園や幼稚園の規模が大きいのに驚いたと話されていました。お子さんは、2か月から茨城の保育園に通っていて、全く泣かないで成長したそうです。なので、人見知りなどしないと思っていたそうなのですが、福岡に来て保育園を見学していると、恥ずかしがったりしゃべらなくなったりする様子を見て、お子さんの気づかなかった一面に気づいたと言われていました。


 小さいときから通っている保育園は、生活も遊びも家庭の一部に感じるのかもしれませんね。りんごの花保育園は60人定員なので、小さいと思っていましたが、関東では普通だそうです。私も120定員、90定員の保育園にずっと勤めていたので、小さいと思っていたのですが、子どもにはちょうどいいようです。


 精華短大の学長代理をされていたH先生が、「60人はちょうどいいわよ。保育研究者の間では、60人が理想だと話しているのよ。」とおっしゃってくださったのを思い出します。


 確かに、初めは小さい、少ないと思っていたのですが、子ども達全員のことがわかって、保護者の方とも話ができる60人はとてもいいです。これからは、60人定員を強みにしたいと思います。

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