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感謝

 生活発表会が終わり、子ども達は緊張感から解放されて晴れ晴れとした顔をしていました。おうちの方からたくさん褒めてもらったのでしよう、満ち足りた表情でした。保育園の小さな舞台も、子ども達にとっては大舞台です。自分の力だけで立つだけで勇気が必要だったと思います。それを乗り越えたのですから、一人一人の子ども達が胸を張っていいと思います。


 もう5歳児は大丈夫。少し前まで不安そうな子ども達の姿を見て、担任のM先生といろいろ心配していたのですが、生活発表会を乗り越えた子ども達は私たちの手からしなやかに離れていくでしょう。2月は近くの小学校に連絡を取って子ども達と一緒に学校探検にさっそうと出かけたいと思います。


 発表会前は「生活発表会が楽しみ、見に来てね」、発表会後は「楽しかった~!」と、子ども達がおうちで言っていたことを何人かの保護者の方からお聞きしました。子ども達にとって心に残る生活発表会になったことを心から嬉しく思いました。


 私には生活発表会の苦い思い出があります。タイトルは忘れたのですが、白鳥と黒鳥の劇に出ました。主役の黒鳥になりたかったのに、先生が役を決めたのでなれませんでした。なんで先生がきめるの?と思ったことを覚えています。


 当日、舞台の上で手を口に当てて笑ったことを母から注意されたのがとても嫌でした。どうでもいいような記憶ですが、50年以上経っても覚えています。人間の記憶は不思議ですね。子ども達も、保育園の生活発表会をずっと覚えていてくれるかもしれません。いい思い出として残ってくれるといいなと思います。小さい頃の記憶を思い出しながら、りんごの花保育園の生活発表会が保護者の方の温かい見守りの中で楽しく終えることができたことに心から感謝した一日でした。

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