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成果

 雪で延期していた「生き物グループ」の福岡市動物園見学を実行することができました。それぞれ目指す動物が違うので、3つのグループに分かれて園内を見学しました。私は、4人の子ども達と、先日ブログに書いた絶滅危惧種に指定されているツシマヤマネコとアネハヅル、ウサギを見ました。


 秋篠宮様が興味を示されたというツシマヤマネコについての情報がエントランスホールや園内のあちらこちらに掲示されていました。全国で80頭~100頭しかいなくて、絶滅危惧1Aに属し、ごく近い将来に野生での絶滅の危険性が最も高いそうです。福岡市動物園では、ツシマヤマネコを飼育繁殖しているそうで、4頭のうちの1頭だけ見ることができました。


 「ツシマヤマネコ、ツシマヤマネコ・・・」と呪文のように言いながら飼育されているところにたどり着きました。掲示で交通事故や食べ物がなくてどんどん仲間がいなくなっていることを知ると「かわいそう」「まもってあげなくちゃ」という言葉が出てきました。知ることは大事ですね。


 4人の子ども達と、じっくりと動物園を回って、二つ気づいたことがあります。一つは、年上の子ども達が年下の子ども達にとても優しいということです。3歳児がトラが怖いと言えば、抱っこして別の場所に移動したり、奥の方にいる動物が見えないだろうなと思ったら抱っこして見せてあげたりする姿をたくさん見ることができました。優しい言葉で元気づけてくれたので、3歳児も安心してたくさん歩きました。。


 りんごの花保育園は先生たちの人数が多いので、大人の手が届きすぎて異年齢の良さ・・・年上の子が年下の子を思いやることが少ないように思っていたのですが、しっかり育っていることがわかってとても嬉しかったです。


 二つ目は、よく食べるということです。開園してずっと給食の残食が多いのが気になっていました。昨年は子どもたちが残食の量を意識できるように、よく食べた時はシールを貼って残食を減らすことに一生懸命取り組みました。


 動物園の食堂でお子様カレーを食べたのですが、全員完食で「なんでおかわりがないの?」「もっと食べたい」と4・5歳児の子ども達から口々に言われました。一緒に引率していたH先生が「幼稚園の子ども達と比べて一番違うと思ったのは、食べる量です。みんながたくさん食べるので驚きました」と話してくれました。H先生は以前幼稚園で働いていたので、その差がよくわかるようです。


 小学生になったら給食を食べられるかな?と心配していたのですが、そんな心配は無用だったようです。子どもたち同士の豊かなかかわりと子どもたちの食欲がすばらしいことがわかって、今日の動物園訪問には本来の目的以上の成果があり、大満足でした。

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