発熱

 今年度福岡市園長会の研修部員をしているので、昨日は研修部員として、下村小児科医院の下村国寿先生のお話をお聴きすることができました。下村先生は、毎月病児保育だよりを園に郵送して下さっていて、西区の小児科医の先生方と保育園をつなぐ役割をして下さっているのだと、いつも感謝しています。


 ご講義の内容は、コロナウイルス感染症・その他の感染症・子どもの発熱の対応・子どもの事故と応急手当と多岐にわたって、貴重な情報提供をしていただきました。集団の中で、小さい子ども達の命を預かっているので、園ではついつい慎重になりすぎて、保護者の方のお仕事の妨げをしていることもあると思いました。


 りんごの花保育園では先週くらいから、発熱をしているお子さんが何名かいるのですが、鼻水・咳などの症状があるものの、何日かすると回復しています。診断名を尋ねると、『夏風邪』とお医者さんから言われたということでした。


 他園でも、未満児クラスの発熱が多く、広がっているなど、同じような状況だそうです。研修の中で、今回の発熱は、手足口病・発疹症・ヘルパンギーナなどを発症するエンテロウイルスが原因だということがわかりました。コロナウイルス対応のおかげ(?)で、最近は病気をする子があまりいなかったので、久々の発熱で心配しましたが、原因がわかってよかったです。


 下村先生のお話では、急な発熱でも重篤な病気は稀なので、慌てて保護者を呼ぶ必要はないそうです。発熱して受診しても、早期には細菌かウイルスか診断が難しいので、12時間以降に受診をしてほしいと言われました。


 発熱時は涼しい場所で約10~15分安静にした後に必ず再測定し、再測定後38度未満の時は、保護者に連絡したうえで、全身状態が良ければ園で経過観察し、その後38度以上の発熱が出てくる場合は、お迎えをお願いすればいいということです。


 前夜から翌朝までの12時間、解熱剤を使用せずに解熱している場合で、機嫌がよく、食欲が通常の3分の2以上あれば登園を考えていいそうです。前日から24時間解熱している場合に登園可とする園もあるが、保護者への対応としては厳しすぎると言われていました。


 りんごの花保育園としては、これまでの対応で大丈夫だと安心しました。発熱は、免疫力を増強し、ウイルスや細菌を死滅させるので、身体にとって有益なことだということはわかってはいるものの、やっぱり熱が出ると心配しますね。今日の下村先生のお話をお聴きして、改めて落ち着いて対応することが大切だと思いました。とても勉強になりました。

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