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発達

  最近の子ども達を見ていると、本当に生き生きして楽しそうです。一人一人それぞれがステップアップしていることを感じます。『発達』は、内面に隠れていたものが開かれるという意味がありますが、それは引き出すとか押し上げるとか周りが圧力をかけるものではなく、もともと持っていた力が開かれていくというイメージで、今の子ども達の姿とピッタリ重なります。


 未満児クラスの子ども達が自分のことを自分でしようとしたり、言葉で伝えようとする姿とか、以上児クラスの子ども達が、友達と一緒に力を合わせて自ら設定した目標をクリアしようと取り組んでいる姿は、自分が持っている力を発揮したいという気持ちに溢れています。子ども達が発達するのは、自らの意思、自らの力なのですね。


 りんごの花保育園が一番大事にしていることは、「子どもの主体性を尊重し、自分で考えて行動すること」です。先生達からの指示や命令をできるだけ少なくして、一斉に同じことをしなくてもいい時間がたくさんあります。

 

 特にりんご組(3・4・5歳児)は、自分がしたいこと、得意なことをしている時間が多いので、保育室を覗くと、みんなそれぞれの活動に集中しています。


 小学校との差(一斉学習)を心配されるかもしれませんが、子ども達は、自信を持って過ごして来たので、自分を信じる力や、他の人を信頼する力が育っているので大丈夫です。周りを見ながら、今しなくてはいけないことを理解して行動できます。育つべきものを育てていれば大丈夫なのですね。


 願いは、小学校でも子どもたの自主的な活動が尊重されることです。子ども達がやりたいと思って取り組める環境や活動が柔軟に準備されているといいなと思います。そうすれば、子ども達は自らの育とうとする力をもっと伸び伸びと発揮できるでしょう。そんな小学校や先生方に出会えることを切に願っています。

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