睡眠
- 智子 大瀧
- Jun 6, 2021
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一昨日のテレビ番組の続きですが、台湾のデジタル大臣オードリー・タンさんの話を聞いて、共感したことがありました。睡眠についてです。オードリー・タンさんは、困難な課題にぶつかった時は、しっかり睡眠を取るそうです。通常は8時間、困難な課題にぶつかった時は10時間眠るそうです。そうすると、頭がスッキリして考えがまとまるというお話を聞いて、なるほどと思いました。寝ている間も脳は活動していて、情報を集約したり、整理したりするので、寝る前に行き詰まっていたことにも、新しい活路が開けるのでしょう。
先日ブログに書いた「保育者の地平」の著者で、大学教授でありながら57歳で現場に立ち、実践者になられた津守真氏が書かれた一文が心に残っています。
「私の身体も、私が参与してつくるものである。私は翌日の保育のために、夜早く床にはいる。過労になる会合には出席しない。こうして、保育労働をする自分の身体を自分が参与してつくる。
~保育者の地平より~
歳を重ねるごとに、かつてのように長時間眠ることはできなくなってしまいましたが、私もなるべく同じ時間に眠り、同じ時間に起きて、しっかり睡眠時間を確保するようにしています。睡眠や規則正しい生活リズマムは、思っている以上に生活や人生そのものに大きな影響を与えます。規則正しいリズムは乳幼児期に作られるもので、それが重要であることをもっと意識した子育てが求められるのではないでしょうか。
最近は夜型の子どもが増えて来て、3歳未満児でも10時を過ぎて寝る子が半数近くいるというデータもあります。りんごの花保育園の4・5歳児は、お昼寝がないので、きっと8時くらいには寝ているのではないでしょうか。夜寝るのが遅くなってしまうのは、保育園での昼寝の時間が、その子にとって長すぎるのが一因のこともあります。お子さんにとって良い生活リズムができるよう担任の先生と話し合うことも大切だと思います。夜、なかなか寝てくれない時は、何日か続けて朝早く起こすと効果があるようです。「早寝・早起き・朝ごはん」を実行したいですね。
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