窒息
- 智子 大瀧
- Mar 5, 2024
- 2 min read
先日小学1年生の男児がウズラの卵を喉に詰まらせて亡くなるという大変痛ましい事故が起きました。また・・・という気持ちになります。ミニトマト・ぶどう・大豆・こんにゃくゼリー・肉団子・白玉団子・・・・・など、これまでも様々な食べ物で窒息する事故が起きています。
その度に国や市から通達が来て、対象の食べ物を出さないようにとか何分の一に切ってから出すようになど指導されました。ウズラの卵は、喉をツルリと通ってしまうので確かに危険ですね。りんごの花保育園を開園してから給食で出たことはありません。
でも、以前の保育園では中華丼に必ず入っていて、それが楽しみでもありました。出してはいけない食材が増えるのは残念ですが、仕方ありません。食べ物は異物なので、何を食べても詰まる可能性があるそうです。なので、何を食べるかではなく、どう食べるかの方が問題ではないかと思います。
食べ方とかどんな環境の中で食べるかなどを検討する方が事故を防げるのではないでしょうか?ゆっくりよく噛んで食べる習慣がついていれば、食べ物を喉に詰まらせることはないでしょう。今回の学校給食では、給食を食べる時間が短くて焦って食べていたからじゃないかという指摘もあるようです。
乳幼児の場合、時間をかけて食べると、遊び食べに繋がることもあるので、どのくらいの時間で食べればいいのか時間設定は難しいです。個人差もあり、その時のメニューにも影響されます。未満児でも以上児でも、食べている間も目を離さずにしっかり見守ることが大事だと思います。亡くなったお子さんやご両親のことを考えると胸が痛みます。今回のような事故がなくなるよう願いつつ、食べる環境を再確認したいと思っています。
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